東京都民銀行と八千代銀行が統合か？

東京都民銀行と八千代銀行が経営統合を目指して協議をしているそうです。記事によると、２行合わせると、関東圏で６位の規模の銀行になるそうです。

ん？これは、メガバンクなどは抜いた数字ですよね。メガバンク３行とりそな銀行があって、その次の横浜銀行が来るはずです。さすがに、その次の規模ってことは無いでしょうから。

■ 都民銀と八千代銀、統合へ＝持ち株会社方式が有力（時事通信）

正直に言って、地方銀行がくっつく事には、別段違和感を感じません。そもそも、地銀やら信用金庫やらは数が多すぎるという根強い意見がありますからね。というか、地銀の統廃合って、なかなか進まないみたいですね。

何だこれ？

ところで、Yahoo!ニュースのコメント欄を見ていたら、次のような意見を見つけました。

支店統廃合
利用者には不便になる、特に高齢者、障害者には・・・・
大きくなって何を目指すんだろうか
正直、高齢者でもないし ネットバンキングもやっているが
銀行より郵便局の方が便利

利用者にとって不便になる云々というコメントは、この手の金融機関の統合で見られるものでしょう。でも、今回のケースだと「何言ってんの？」という感じしかしません。

都内の銀行の支店が減った所で、現金の引き出しにどれだけの問題があるでしょうか。ちょっと手数料を払えば、コンビニだって、他行だって、どこでだって引き出せるわけですから。

この人は何を批判したいのかなあ。それに、支店が無くなって本当に困るのなら、ご自身でも書いているように郵貯銀行にでも移せばいいんですよね。

「大きくなって何を目指すんだろうか」というのも、考えてコメントしているのかなあ。システム統合するだけでも、相当のコストカットにつながるはずなんですよね。同じようなシステムを２つ走らせておくコストを、半分に出来るわけですから。

健全な経営をするためには、コストカットをするのは悪い話ではないはずですよね。会社の存続が最優先課題でしょうからね。

何だか、脊椎反射的に批判をしている感じがするコメントです。批判するにしても、もうちょっと考えて批判すれば良いのに。