SSブログ

習近平の政治手腕は確かなものなのか?| 何かちょっと怪しいんだよね [中国経済]

最近、疑問に思っていることがあります。それは中国の新指導者である習近平の政治手腕です。報道などを見る限り、もしかしたらポンコツなのではないかとすら思うのです。まだよくわかりませけど。

例えば外交では、米国に不信感を植え付けたようです。というか、強く警戒されるに至ったようですね。尖閣問題に対してしつこく発言したことで、「まず中国側は、日本が米国の同盟国であることを認識する必要がある」なんて言われてしまったことからもよくわかります。強く出すぎたばっかりに、米国の立場をはっきりさせる発言につながったのです。

尖閣問題では、どちらかというとアメリカは、距離を置いて見ているという感じでした。でも、これで、中国がうかつに手を出しにくくなったことでしょう。

シャドーバンキングつぶしは大丈夫


経済では、シャドーバンキングつぶしの手法をめぐって、専門家から批判されているようです。簡単に言うと、習近平政権は金融引き締めをすることでシャドーバンキングつぶしをしようとしているようです。でも、その結果、不動産バブルの崩壊につながる可能性があるわけですね。

中国「影の銀行」が抱える闇 隠れ借金に絡む習近平政権の関係者

金融引き締めによるバブル崩壊などということになれば、かつての日本と同じ事になります。そうなった時の事後処理の大変さは、私たちが誰よりも良く知っていますよね。しかも、当時の日本と比べても、桁外れの規模です。

デタラメな経済統計を平気で出してくる管理能力の低さ


最近発表された、中国の貿易に関する統計でも、疑問が出されています。香港に対する輸出が、不自然な形で伸びているという指摘があるのです。

経済運営能力に疑問の声も=中国輸出統計の水増し疑惑(時事通信)

もともと中国の発表する統計は、信頼性に疑問があると言われることも多いです。しかし今回は、身内ともいえる香港からも批判が出ているのです。そのくらいデタラメな統計が出てきたわけですね。嘘か本当かわからないくらいの統計を作る実力も無いと考えられます。

最後にもう一つ


現在、中国では、鉄鋼の供給が過剰なのだそうです。明らかな供給過剰にもかかわらず、生産が増えている状態なのだとか。

経済失速でも止まらない、中国鉄鋼増産の波紋(東洋経済オンライン)

これは以前からの問題のようなので、習近平の責任とすることはできないでしょう。でも、上手にハンドリングできていないのは変わらない事実のようですね。

鉄鋼が余っている時期に増産なんて、正気とは思えませから。

彼の実力に対して結論を出すには時期尚早でしょう。でも、ちょっと不安な感じが個人的にはしています。

中国にとって、今は大事な時期ですからね。その時期に彼がトップにいるのは良いことなのか悪いことなのか。しばらくすると分かることでしょう。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。