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日中・日韓関係に関する朝日新聞の主張がよくわからないんだよね| 俺がアホなのか、あるいは… [中国経済]

7月15日付の朝日新聞の社説は、外交に関するものでした。一言で言うと、日本の政治家が、中韓との外交に不熱心なことにご立腹な様子です。参院選の議論が盛り上がっていないのは、けしからん事だと考えているようですね。

中韓との関係―真の互恵へ論戦深めよ

でも、外交問題が選挙で争点になりにくいというのは、常識と言っても良いはずです。この時期にわざわざ外交問題を持ち出す政治家が少ないのは、今に始まった話ではないはずですから。外交は票になりませんからね。

それに、変な人気取りのためではなく、外交戦略というのは落ち着いた環境で考えるべきでしょう。その意味でも、参院選の論戦のテーマにならないのは理にかなっている気がします。

朝日新聞の言っていることがわかりません


それはそうとして、この朝日新聞の社説の主張が、私には全く理解できませんでした。特に「?」だった部分を、ちょっと引用してみましょう。

中韓の地方自治体の代表団が最近、次々に来日している。3千万の人口をかかえる重慶市などが日本企業に進出してもらいたいと投資説明会を開き、熱烈歓迎をアピールしている。

外交で角を突き合わせてはいても、日中韓の経済は切っても切れない補完関係にある。政府間のよそよそしい態度は、そんな現場の動きから取り残されているようにみえる。



まず、熱烈歓迎と言うのが本当なのかどうか疑わしいですよね。過去の例を見ていると、両国関係が悪くなると暴力的な半日デモを起こすのは周知の事実ですからね。「熱烈歓迎風」というくらいじゃないのかなあ。

そもそも、なぜ好き好んで、反日デモが起こる土地に進出しないといけないのでしょうか?工場を燃やさせるために新出しろと、朝日新聞は言うのかなあ。そんなカントリーリスクがある国に出て行くのは、そもそも余り頭が良い人がやることとは思えません。しかも中国人や韓国人の理屈だと、愛国と名乗れば何をしても超法規的に許されるようですし。

もちろん、中国や韓国での販売増を目指しているのなら、一定の意味はあるかもしれませんけどね。そうでなければ、外国に工場を作るにしても、中国と韓国だけではありませんからね。

日本から会わないと言った事は無いはずだけど


「政府間のよそよそしい態度」という表現も、ちょっと聞き捨てならないんですよね。少なくとも、日本から会わないと拒絶しているという事実は一回も無いはずです。こちらは門戸を開いているのに、相手方が勝手に無視をしているというのが客観的な評価だと思うのです。

更に言うと、両国間の軋轢を生むような事件を起こしたのも、中国であり韓国だと思うんですよね。尖閣周辺に多数の漁船もどきを送り込んだのは中国です。天皇の謝罪発言を切り出したのは韓国です。

両方悪いような言い方は、論理のすり替えではないですか。

朝日新聞は中国や韓国に同じ事を言ってみたらどうだろう?


一つ思うのですが、日中関係や日韓関係が大事だと朝日新聞が思うのなら、中国政府や韓国政府に自制を求める論説を書いてみたら良いのではないでしょうか。

朝日の記事を読んでいると、いつも日本が一番悪いような書き方なんですよね。百歩譲って日本に悪い点があるにしても、彼らに非が無いということも無いでしょう。相手方に自省するような提案もしてみたら良いと思うのですけど。

そうできない理由でもあるのかなあ。
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