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パナソニックがスロベニアの企業に出資へ| それはそうとして、ロイターの翻訳レベルは低すぎないか? [企業情報]

ロイターによると、パナソニックがスロベニアの家電メーカーに出資するそうです。金額は1000万ユーロということですから、13億円程度と言うことでしょうか。

まあ、同社の規模から考えると、はした金というレベルの出資ですね。業績に影響を与えるほどの金額だとは思えません。

パナソニック、スロベニアの家電メーカーに出資へクリップする(ロイター)

何をどうして13%になるの?


それはそうとして、このニュースを伝えるロイターの記事が、あまりに酷すぎます。英語の記事を翻訳したのでしょうが、何を言っているのかさっぱり分かりません。

具体的には、次の一文が特に分かりにくかったです。

パナソニック<6752.T>は、スロベニアの家電メーカー、ゴレニエ<GORE.LJ>に1000万ユーロ(1291万ドル)で13%程度出資する。


この文を読んだ時、「『1,000万ユーロで13%程度』って何?」というのが率直な感想でした。13%は何に対する13%なのかさっぱり分かりません。

この後に書かれている「ゴレニエは同国2位の輸出企業で株式時価総額は6600万ユーロ」という記述とあわせて考えると、パナソニックが1,000万円出資することになると、同社の株式の13%程度を持つことになるということです。

しかも、発行済み株式を買うわけではなく、このタイミングで増資をするようです。というのも、6,600万ユーロの13%は1,000万ユーロになりませんが、7,600万ユーロ(6,600万+1,000万)の13%は約1,000万ユーロになりますからね。

でも、こんな事を確認させるために時間を使わせるなんて、記事としてどうなんでしょうね。

人材不足なの?


翻訳した人の英語力が低いのか、経済音痴なのかどちらかなのは間違いないでしょう。書かれている内容からして、どちらも苦手な気がしてなりません。

ちなみに、ロイターの記事では、時々こういうことが起こります。短い記事なのに、読み手が状況を推し量らないといけないのです。

ロイターのような一流企業なのですから、もう少しまともな人材を採用すれば良いと思うのですけどね。意外と経営は厳しいのかなあ。でも、質が低い記事ばかりだと、読者を失って、長期的にはマイナスだと思うのですが。

長い記事だと不自由な日本語には当たりませんから、力が無い人に短い記事を担当させているのかなあ。何にしてもがんばってほしいものです。


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