外国人が日銀総裁になるのも制度の上では可能なんだね

イギリスの中央銀行の新総裁に、カナダ人であるマーク・カーニーという人が就任したそうです。319年のイギリス中央銀行の歴史の中で、外国人は始めてなのだとか。

■ 英中央銀総裁にカナダ人が就任…初の外国人（読売新聞）

安全保障とか問題ないのかなあ

外国の中央銀行の総裁になるくらいですから、この方はすごい評価が高い方なのでしょう。ただどんなに実績がある人でも、外国人を中央銀行の総裁にするというのは、かなり違和感を感じます。

というのも、国家の要職に外国人を就けるということは、安全保障などの点で、リスクを負う事になるからです。この人が、出身国である、カナダの国益のために行動しないとも限りませんよね。

もちろん、そんなリスクがあることは、百も承知の上で採用しているのでしょうけどね。やっぱり違和感は禁じ得ません。

外国人が日銀総裁になるのは可能らしい

ちなみに日本でも、日銀総裁を外国人が勤めること自体は法的問題は無いそうです。

形の上では日銀は政府機関ではありません。ですから、日銀総裁は日本人である必要は無いようです。

■ 脱デフレ、３つの提言　日銀総裁に外国人起用も 点検アベノミクス（日経新聞）

国家公務員だと外国人はなれないという規定があるんですよね。確か。