三菱重工の戦時徴用の賠償責任って？もしかしたら韓国の司法って、日韓基本条約を知らないのか？| 日本と関係を切ると困るのは韓国の方だと思うんだけどなあ

韓国でまたしても戦時徴用をめぐる日本企業の損害賠償責任を認める判決が出たようです。新日鉄住金に続く判決ですね。

■ 三菱重工の賠償責任認める＝戦時徴用で釜山高裁―韓国（時事通信）

何がしたいのかさっぱりです

率直に言って、韓国ってどうしたいのでしょうかねえ。このまま日韓関係を壊したいのかなあ。ちょっと意味が分かりません。

日韓基本条約があることから、この問題は日本としては既に解決積みの話なんですよね。どうしても賠償を請求したければ、韓国政府を訴えるのが筋のはずです。日韓基本条約がある以上、日本企業に対して請求する権利はありませんから。

こんな判決が出てしまうと、韓国というのは国際的な常識が通じない国家だと自分で主張しているようなものなんですよね。だって、国家間の条約がこんなに簡単に反故にされてしまうのですから。

カントリーリスクが高いと思えば、日本企業だけでなく世界中の企業が韓国でのビジネスを躊躇するでしょう。

あるいは、法治国家でないというイメージを拡散しているだけにも見えますよね。なんにしても、悪いイメージを世界にばら撒いているだけのような？

韓国メーカーはどう思っているのだろう？

それに韓国経済って、日本無しでは存続が難しいはずです。現在は政治的には、中国と組むことを模索しているようです。でも経済面では、そもそも中国は商売敵ですからね。経済面での連携はしようがない部分も多いのです。

ですから、ちょっと興味があるのが、韓国の輸出メーカーはこの状況をどう思っているかという点です。日本との関係がこじれれば、一番困るのが彼らなんですよね。

韓国製の電子機器の主要な部品には、必ずと言っていいほど日本製が入っているはずです。二国間の関係が崩れれば、製品の製造に支障が出るリスクもあるでしょう。

率直に言って、心中穏やかではないと思うのですが、どんなものでしょうか。想像すると、ちょっとニヤニヤしちゃいますね。

（参考:■ ネット証券の外国株の取り扱い状況）