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長期投資の人が株式市場に戻ってきたみたいですね| あと債券市場にも [日本経済]

ロイターによると、長期投資の投資家が東京市場に戻ってきているようです。また、債券市場にも投資家が戻りつつあると言うことです。

取り合えず、株式市場に関する概況の部分を引用してみましょう。
長期投資家の手を引かせていた高ボラティリティは元に戻った。株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)<.VIX>は12ポイント台と、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が量的緩和縮小の可能性に言及した5月22日以前の水準まで低下。日経ボラティリティ指数<.JNIV>も27ポイント台まで低下し、日経平均<.N225>が1143円急落した5月23日以前の水準に戻っている。 ■ 市場はボラ低下で長期投資家が回帰、短期筋は様子見(ロイター)

この記事って、ちょっと不親切ですね。専門用語を使っている上に、それを略していたりします。誰に書いている記事なのかと、思ってしまいますね。

内容を理解するのに必要な言葉だけ簡単に説明しておきましょう。

まず、記事タイトルの「ボラ」はボラティリティの略ですね。こんな略し方をするのが一般的かどうか知りませんけど。

ボラティリティというのは、株価などの値動きの激しさのことを言います。記事の中では、ボラティリティが低下してると書いていますから、株価の動きが落ち着いていると言うことですね。それに安心感を示した長期投資家が戻ってきたと言う事を言いたいわけです。

5月の大幅下落以降、日本市場はバタバタでした。それが落ち着いたと言うのは、ひとまず良いニュースでしょう。経験が浅い個人投資家も、株式やら投資信託やらに手を出しやすくなったのだと言えそうです。

ちなみに、株式やら投資信託に投資するなら、ネット証券がお勧めです。(参考:おすすめネット証券 比較と選び方

債券も値上がりしているらしいですよ



株式だけでなく、日本国債を買う人も増えているようです。これに関しては、次のように書かれています。

円債市場にもボラティリティ低下を背景に長期投資家が戻ってきている。日銀の「異次元緩和」導入に伴う混乱もあって0.315%に下落した後に1.00%まで上昇する乱高下をみせた10年長期金利は6月以降、しばらく0.8%─0.9%のレンジにおさまっていたが、前日から金利水準を0.7%台に切り下げる動きをみせている。


こちらに関しても一時期乱高下がありましたが、それも落ち着いたと言うことですね。長期投資家が戻ってきた理由としては、株式と同じです。

「長期金利って1%まで上がったっけ?」と言う記事に対する疑問もありますが、その部分はちょっと置いておきましょう。一番大事なポイントは、いったん上がった長期金利が下がってきたと言うことですね。

長期金利は10年物国債と関係していますから、10年物国債が値上がりりしているわけです。金利引き下げを模索した、日銀の思惑通りの動きと言えそうです。

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