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「スマホを使わねば人に非ず」みたな風潮は大嫌い| とか書いていたら、NECがスマホから撤退だって [商品・サービス情報]

個人的な話ですが、私はスマートフォンという商品が嫌いです。

いや、別に、スマートフォンという存在自体は嫌いでも何でも無いですよ。あんなの、ただの機械の箱ですから、別に嫌う理由もありません。。

それよりも、半ば強引な、メーカーによるスマホへの切り替え戦略みたいなのが抵抗あるんですよね。何か急でしたからね。

「ガラケー」「スマホ」という呼び分けからして嫌い


そもそも、既存の携帯電話の「ガラケー」と言う言い方が悪意に満ちていると思いませんか?「スマート」と「ガラパゴス」という言葉を対比をさせることで、何か前近代的なものを使っているのだと言うイメージを持たせたがっている気がするのです。スマートじゃないヤツという烙印を押されたような不快感があります。

ガラケーというのが自然発生的にできた言葉なのか、どこかのメーカーがレッテルを貼るために作ったのかはしりません。経緯はともかく、感じが良い言葉ではないですよね。

そんなわけで、個人的には、スマホを使っていないとダサいというような風潮には、可能な限り抗おうと思っています。

実際問題、ガラケーだけで事足りると言う人も多いでしょうしね。ラインとかを使う若い世代だと、スマホの方が便利なのでしょうけどね。オッサンには無用の長物である可能性も大きいのです。

メーカーがスマホに切り替えたかった理由


ということで、個人的には大嫌いなスマホですが、メーカーが切り替えを急いだのにはそれなりに理由があるようです。最大の理由は、「ガラケーなんて作っても儲からないから」と言うのが大きいでしょうね。

ガラケー全盛の時代ですら、「携帯電話なんて作っても赤字」だというところが多いのは常識でした。そんな状況でスマホが登場し、スマホとガラケーは共存することになったらなりました。こうなるとガラケーで儲けるのは至難の業なのです。多かれ少なかれ、スマホにシェアは奪われますから。

しかも、次の記事にあるように、スマホの開発費用はガラケーよりも圧倒的に安いそうです。そりゃ、商売としては乗り換えたくなりますよね。

夏の新機種リリースゼロ! ガラケーは絶滅するのか?(日刊SPA!)

記事の説明を読むと分かるように、スマホを比較的安い値段で作る事ができます。既存のプラットフォームを使いまわせると言う点が大きいようですね。しかも、ソフトに関しては、その多くが無料で手に入るのです。

開発のコストは圧倒的に小さくて済むわけですね。

理屈としては、3万円とか4万円とかで新品のパソコンが買えるのと同じような感じですね。格安パソコンの場合も、ハードディスクやらメモリやらCPUやらをつなぐだけです。あとはOSという共通ソフトを載せてしまえば、一人前に動いてしまいますからね。必要最低限のものでよければ、開発費用なんてほとんどかかりません。家庭で自作ができるくらい、簡単に作れてしまうのです。

スマホの場合も、共通のOSが使えますから、同じようなことをやれば、ある程度誰にでも作れるわけです。もちろん、サイズを小さくするという技術的な問題もあるので、格安パソコンを作るのに比べれば参入障壁は高いでしょうけどね。

NECがスマホ撤退か?


こんな事を書いていたら、タイミングよくスマホに関するニュースが入ってきました。NECがスマホから撤退すると言う報道があったようですね。

<東証>NECが一時5%高 「スマホ撤退」報道で収益改善期待(日本経済新聞)

いくら開発コストが安くても、ある程度のシェアを取れないと、事業として続けていくのは難しそうですね。しかも、NECは企業としてボロボロのイメージしかありませんからね。

ちなみに、今回の報道で株価が上がったそうです。要するに市場は、「このまま続けても無駄だからやめて正解だよ」と思ったわけです。

20年前は国内のPCメーカーと言ったらNECという時代もありました。しかし最近はPCも、類似商品であるスマホも全然駄目みたいですね。世は無常です。
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