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街角の保険ショップは見直しに役立つのか| 乗り合い代理店と言います [生命保険・損害保険]

最近、大き目の商業施設に行くと、保険見直しの看板を出しているショップを見かけることが多いです。こういったショップでは、具体的な保険会社の名前は出していません。

店内は、相談に応じられるようなブースが用意されていることも多いですね。カウンタータイプの店構えの場合も、客の側にもいすが用意されていて、長時間の対話ができるようになっています。

私の感覚では、この手のショップとしては、「ほけんの窓口」という看板なり広告を一番良く見かけるような気がしますね。赤と白を基調とした看板をだしているショップですね。あるいは「みつばち保険ファーム」というところも見た事がある人も多いでしょう。まだこのほかにも、チェーン展開している所がいくつかあるようです。

さて、こうした所をそもそもどんなサービスを提供しているのでしょうか。そして、利用するのは賢い選択なのでしょうか。

乗り合い代理店と呼ばれる代理店



こうしたショップでは、無料で長時間の相談に乗ってくれます。相談自体にはコストはかかりません。無料で相談ができます。

利用するのは、一見賢い選択のような気もしますよね。

ちなみに、これらのショップは、乗り合い代理店という代理店の一つです。一社の保険だけを扱うのではなく、複数の保険会社と提携しているので、乗り合い代理店と言うわけです。

複数の保険会社の商品を扱っていますから、その中で一番良い保険を選べると言うのが、こうした会社の売り文句になっています。また、FP資格を持つ保険の知識に詳しいスタッフが多く、専門的かつ中立的な見地から無料相談が受けられることを売りにしている事も多いです。


プレジデントはあまり利用に積極ではない感じですね



さて、こうしたサービスに関して、プレジデントのサイトに一つの記事が載っていました。

急増する「乗合保険ショップ」は役に立つか(プレジデント)

結論から書くと、あまり積極的に利用しない方が良いというニュアンスを匂わせていました。かなり否定的な感じでしたね。

ただ、明確に「使うべきではない」とは書かれていませんでしたけどね。こうした乗り合い代理店が広告主になることもあるでしょうから、一定の気遣いがあったのかなあと思います。

乗り合い代理店出の相談がなぜ駄目かというと、代理店の目的は結局は保険を売る事です。ですから、必要以上に保険に頼った提案をさせることも多いというのがその主張です。

この意見は、当然と言えば当然のものですね。私も全く同じ意見です。

記事自体は、削除されるまでは読めるはずなので、興味があればタイトルで検索してみてください。


イメージ戦略に騙される人も多そう



乗り合い代理店では、複数の保険会社を取り扱っていることから、中立性を謳うことも多いです。相談に来た人の味方であるかのような広告を出すこともあります。ですから、そのイメージで相談し、契約している人も多いように思います。

でも、彼らは、保険を売って手数料で商売をしているのです。その事実を踏まえれば、彼らのことを無条件に信頼することも危険ですよね。商売ですから、少しでも多くの保険に入れようと思うのは、当たり前の行為ですから。

必要以上に敵対意識を持つ必要もありませんが、保険に頼りすぎの提案をされる可能性が高いことくらいは頭に入れておいた方が良いでしょう。もし、相談に行くならね。


役に立つ部分もある



ただ、素人が手軽に専門的な意見を聞けるという意味では、こうしたサービスが全く無駄だとも思いません。自分で1から保険に勉強するなんて、よっぽど時間に余裕が無ければできませんからね。

それに、実際にこの手の無料相談サービスを使うことで、保険料の節約につながることもあるようです。

その意味では、勇気を出して使ってみるのも一つの選択かなあとも思います。まあ、難しいところですけどね。


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