生命保険で貯蓄や資産運用をするのは正しいのか？| そんなテーマの記事を見つけました

日経新聞の電子版に、生命保険で定額を選ぶべきか変額を選ぶべきかという記事が出ていました。記事のタイトルでは明示されていませんが、主に貯蓄性の高い保険についての解説になっています。

興味がある人は、チェックしてみてください。

■ 保険で運用、定額か変額か　低金利時代の選び方

記事の中では、固定金利にすべきか、変動金利にすべきかについて検討されています。さらには、保険は極力減らし、他の金融商品で運用すべきという選択肢も提示していますね。

ただ、記事の中で、明確な結論は出していません。色々な可能性を提示するだけで、最後は自分で選んでねというスタンスです。

その意味では、ちょっとずるいですね。まあ、下手なことを書いて、後から文句を言われるのが嫌なのでしょうね。

専門家だったら、堂々と自分の見通しを語って欲しいものです。

個人的には保険での貯蓄はおすすめしません

ちなみに、私個人のスタンスは、とてもシンプルなものです。生命保険での貯蓄は基本的に避けるべきです。生命保険は掛け捨ての物にして、貯蓄や資産運用では他の金融商品を利用しましょう。

保険以外の金融商品を勧める理由は、保険の手数料は明確になっていない部分が多いからです。保険会社がたくみに隠して、契約者にわかりにくくしていることが多いのですね。たくみにというより、堂々と隠しているという感じかな。特に定額型の保険で、その傾向が強いです。

情報開示が十分でないものは、手を出さないというのが資産運用の鉄則です。

参考：

■ 貯蓄型の生保保険は最悪かも│ 国債が暴落したら現実的に何が困るのだろうか？

■ 生命保険と貯蓄の関係| 基本的には貯蓄するには不利な商品です