こくみん共済のＣＭって何で必要なのだろう？| 向井理の新ＣＭのオンエアが開始されたそうですね

向井理が出演するこくみん共済の新作ＣＭのオンエアが始まったそうです。こくみん共済は、結構昔からテレビＣＭを流していますよね。

ところで、以前からすごく不思議だったのですが、こくみん共済のＣＭって必要なのでしょうか。

共済というのは、本来、ある特定のグループの内の保険のようなものですよね。収益事業でもないので、一定の規模が確保できているのなら、特に人を集める必要も無いはずなのです。

ちなみに共済について詳しく知りたい方は次のページをチェックしてみてください。

収益事業ではないというのはどういうことかというと、利益が出た場合は掛け金を契約者に戻すということです。ですから無理して儲ける必要は無いのです。

だったら、ＣＭに余計なコストなんてかける必要は無いはずなんです。もちろん規模が大きくなった方が、コストは小さくなるのかもしれませんけどね。テレビＣＭのコストを上回るような、規模のメリットがあるのでしょうか。

可能性としては２つかなあ

頭を絞って考えると、こくみん共済がテレビＣＭを打って人を集める理由が、２つくらい見えてきました。一つは、人を集めないと保険として成り立たなくなるという点、もうひとつは、労組の規模の拡大です。

保険という仕組みの根本原理の一つが、大数の法則と呼ばれているものです。細かい説明は省きますが、一言で言うと、保険として機能させるには、ある程度の契約を取らないといけないのです。

ですから、保険制度として維持させるために、コストを払ってテレビＣＭを流す必要がある可能性があるわけです。こくみん共済の場合保障を細分化していますから、もしかしたら契約者数を増やす必要があるのかもしれません。

もう一つの可能性としては、労組の規模拡大を目指しているのかなあという感じもします。もともともはこくみん共済を販売する全労済は労組系のでしたからね。

ただ、この可能性は薄いのかな。最近は全労済も労組系とは言い切れないようですし。

まあ、色々と書きましたが、率直に言ってよくわかりません。単純に組織の規模を拡大したいという事なのかもしれませんね。