携帯電話に一番お金をつぎ込むのは韓国人| 中央日報はサムスンに反発が来ないように予防線を張ってるんだね

米市場調査機関のStrategy Analytics というところによると、携帯電話の端末に一番お金をかけるのは韓国人なのだそうです。なんと、世界平均の2.5倍の415ドルもの額をかけているのだとか。

とは言え日本も２位で、結構お金をかける人が多いようですけどね。

■ ＳＡ「韓国、携帯電話の平均販売価格は世界最高」（中央日報日本語版）

韓国人はサムスンに搾取されている？

この事実はこの事実で興味深いのですが、個人的に一番関心を持ったのはちょっと違うところにあります。何に興味を持ったかを紹介するために、上の記事の最後の部分を抜粋してみましょう。

ＡＳＰは、製品の原価や営業・マーケティング費用は考慮しない卸売基準の販売価格だ。これは販売された端末の平均値であるので一つの国のＡＳＰが高いということが個別製品の販売価格が他国に比べて高いという意味ではない。

最後の最後になって、なぜか突然、いいわけのような文章が出てくるのです。記事としては非常に違和感を感じます。

これはおそらく、この一段落を入れておかないと、読者に想定している韓国国民が怒るだろうと思っているのでしょうね。韓国の工業製品は、他国向けよりも自国向けの方が高いと批判されることが多いですから。韓国経済の問題点の一つです。

サムスンに反発が向かわないように、先回りしてダンピングの事実を否定しているわけです。

わざわざこんな事を書いているところを見ると、相当気にしているようですね。