人口1万人あたりの日本語学習者は韓国がトップ| 個人的にはオーストラリア2位が驚き
国際交流基金というところが、海外の日本語学習者に関する調査結果を発表しました。それによると、学習者数が1番多かったのは中国でした。また、人口1万人あたりで比較すると、韓国がトップだったそうです。
■ 日本語学習者数、中国がトップに…人口比では韓国など突出(サーチナ)
ランキングのトップ10を引用しておきましょう。まずは、学習者の総数のランキングです。
次に、人口1万人あたりのランキングです。
日本のことを非難している中韓両国が、統計の上位に入るというのは、ちょっと興味深いですね。ただ、実感としても、中国人や韓国人の学習者が多いのは分かります。
個人的に興味深かったのは、学習者数が2番目に多かった国です。総数で見ると、韓国を押さえてインドネシアが2位でした。また、人口1万人あたりで見た場合は、オーストラリアが2位でした。
オーストラリア人やインドネシア人の学習者が多いというのは、かなり意外な数字です。台湾とかタイの方が多いのではないかと思っていましたから。
また、米国も両方のランキングでベスト10に入っているのも意外でした。総数で6位、人口1万人あたりでも9位に入っています。アメリカ人の日本語話者というのは、ほとんど見たことが無いのでこれも意外です。それに、英語のネイティブスピーカーは、外国語学習をしないことでも有名ですしね。
さらに言うと、デーブスペクターみたいな例外的な人を除けば、カタコトの日本語を話すプロ野球の外国人選手くらいしか思い浮かびま。こんなに多いんですね。
まあ、英語を母国語とする人の場合、日本語習得に時間がかかります。言語としての共通点が少ないですから。印象として少なくなるのは、致し方ない部分もありそうですね。
その一方で、ヨーロッパの国々は、一つもランクインしていませでした。これはこれで極端ですよね。
まあ、ヨーロッパ諸国の場合は、近隣の国の言葉を覚える人が多いのでしょう。EU内部でもかなりの言語が使われているでしょうから、そちらの方を優先するのは自然なことではあると思います。経済や文化の面で、直接的なメリットがありますから。言語体系も近い分、学習も容易でしょうし。
ちなみに、人口1万人あたりの学習者数を、途上国と先進国で比較するのはちょっと無理がありそうな気がします。外国語の学習をするとなると、それなりに稼ぎが必要でしょうから。
もちろん、日本で外国語学校に通うような、馬鹿高い額は必要ないでしょうけどね。あれはあれで異常です。
そう考えると、ベトナムがベスト10に上位に入っているのは、興味深いですね。今回上位に入った国の中では、圧倒的に一人当たりのGDPが低いでしょう。
■ 日本語学習者数、中国がトップに…人口比では韓国など突出(サーチナ)
ランキングのトップ10を引用しておきましょう。まずは、学習者の総数のランキングです。
第1位 中国 104万6490人(26.5%) 第2位 インドネシア 87万2406人(21.8%増) 第3位 韓国 84万187人(12.8%減) 第4位 オーストラリア 29万6672人(7.6%増) 第5位 台湾 23万2967人(5.9%減) 第6位 米国 15万5939人(10.4%増) 第7位 タイ 12万9619人(64.5%増) 第8位 ベトナム 4万4672人(5.6%増) 第9位 マレーシア 3万3077人(44.7%増) 第10位 フィリピン 3万2418人(45.0%増)
次に、人口1万人あたりのランキングです。
第1位 韓国 174.4人 第2位 オーストラリア 133.2人 第3位 台湾 101.1人 第4位 インドネシア 36.4人 第5位 タイ 18.8人 第6位マレーシア 11.6人 第7位 中国 7.8人 第8位 ベトナム 5.3人 第9位 米国 5.0人 第10位 フィリピン 3.5人
日本のことを非難している中韓両国が、統計の上位に入るというのは、ちょっと興味深いですね。ただ、実感としても、中国人や韓国人の学習者が多いのは分かります。
2位が面白い
個人的に興味深かったのは、学習者数が2番目に多かった国です。総数で見ると、韓国を押さえてインドネシアが2位でした。また、人口1万人あたりで見た場合は、オーストラリアが2位でした。
オーストラリア人やインドネシア人の学習者が多いというのは、かなり意外な数字です。台湾とかタイの方が多いのではないかと思っていましたから。
アメリカ人の学習者も意外と多い
また、米国も両方のランキングでベスト10に入っているのも意外でした。総数で6位、人口1万人あたりでも9位に入っています。アメリカ人の日本語話者というのは、ほとんど見たことが無いのでこれも意外です。それに、英語のネイティブスピーカーは、外国語学習をしないことでも有名ですしね。
さらに言うと、デーブスペクターみたいな例外的な人を除けば、カタコトの日本語を話すプロ野球の外国人選手くらいしか思い浮かびま。こんなに多いんですね。
まあ、英語を母国語とする人の場合、日本語習得に時間がかかります。言語としての共通点が少ないですから。印象として少なくなるのは、致し方ない部分もありそうですね。
ヨーロッパの国は待ったクランクインせず
その一方で、ヨーロッパの国々は、一つもランクインしていませでした。これはこれで極端ですよね。
まあ、ヨーロッパ諸国の場合は、近隣の国の言葉を覚える人が多いのでしょう。EU内部でもかなりの言語が使われているでしょうから、そちらの方を優先するのは自然なことではあると思います。経済や文化の面で、直接的なメリットがありますから。言語体系も近い分、学習も容易でしょうし。
人口1万人あたりの学習者を単純比較するのはちょっと無理がある
ちなみに、人口1万人あたりの学習者数を、途上国と先進国で比較するのはちょっと無理がありそうな気がします。外国語の学習をするとなると、それなりに稼ぎが必要でしょうから。
もちろん、日本で外国語学校に通うような、馬鹿高い額は必要ないでしょうけどね。あれはあれで異常です。
そう考えると、ベトナムがベスト10に上位に入っているのは、興味深いですね。今回上位に入った国の中では、圧倒的に一人当たりのGDPが低いでしょう。
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