朝日新聞のオリンピック批判はただの言いがかりだよね

日本中がオリンピックで沸いています。ただ、喜んでいる人ばかりではないようです。別の記事で書いたように、TBS の番組では異様な雰囲気だったという噂もあります。そして、朝日新聞は、オリンピック開催に関して次のような批判記事を書いています。

■ 東京五輪、決まったからには　招致反対の立場から注文（朝日新聞デジタル）

記事自体は、特に読む必要が無いでしょう。したり顔の有名人たちのコメントを集めているだけの記事です。
この手の人たちは、批判的なことは良いことだと思っているのでしょうね。あるいは、批判的だと賢く見えると思っているのかな。

まあ、何にしても、独り言を集めて物に過ぎません。

面白いのはメリットデメリットを整理した部分

個人的には面白かったのは、オリンピック開催のメリットとデメリットを整理した部分です。特に、デメリットの部分ですね。

ちょっと引用してみましょう。

●短所 ・東京への一極集中、地方との格差拡大 ・福祉政策や教育政策が後回しになる可能性

「ぽかーん??」という感じではないですか。オリンピックを行うと、なんでこんなことがおこるのでしょうか。さっぱり分かりません。朝日新聞って馬…なの？

まず、東京への一極集中という批判ですが、意味不明ですよね。発展途上国ならいざ知らず、オリンピックを行うことでどうやって東京への一極集中がおこるのでしょうか？というか、何が集中するのかなあ。人？金？よくわかりませんよね。

福祉政策や教育政策が後回しになるという主張も、よくわかりませんよね。オリンピックは文科省が関わるでしょうから、教育政策は影響があるといえなくは無いのかなあ。人手不足という意味で。

でも、福祉政策はどう関係するのでしょうか。予算が削られるって話なの？

無理やりこじつければこういう結論が出てくるのかもしれませんが、やっぱりよくわかりません。本当に難癖にしか見えないんですよね。

もっと露骨に、テロリストが国内に入り込むリスクが増えるとか書いてしまえば良いのに。その方が余程現実的なデメリットでしょう。あるいは、財政負担が増えて政府財政の悪化とかね。

何故こんなわけが分からないものを書く。やっぱり馬…。

長所は凄くわかりやすい

その一方で、オリンピック開催のメリットは非常に分かりやすいものです。これも引用してみましょう。

●長所 ・経済効果（東京招致委は３兆円と試算） ・観光客が増える（招致委は大会中１０１０万人と試算） ・スポーツを楽しむ文化の広がり ・首都のインフラ整備促進

長所に関しては、とても明確で否定のしようがありません。一方の短所に関しては無理やりねじ込んだ感じがしますよね。朝日新聞って何を考えているのでしょうか。昔はインテリのための新聞とか威張っていたんですけどね。