目的別の管理って合理的なのかなあ| 専門家もどきのアドバイスに気をつけろ! [投資情報]
FPと呼ばれる人の定番のアドバイスの一つに、「目的別に貯蓄用の口座を作って管理しましょう」というものがあります。例えば次のような感じです。
これを読んでわかるように、教育費、住宅の頭金、車の購入費用などという感じでお金を分け、それぞれ運用しましょうと言う考え方ですね。
この方法は、何となく合理的なようにも思えます。意外と人気がある方法のようですね。
でも、ちょっと落ち着いて考えてみると、必ずしも正しい方法だとは言えなさそうです。色々と問題があるのです。
例えば、4年後に500万円が必要で7年後に300万円が必要という状況があったとしましょう。こういう状況で、2つの口座を作り500万円と300万円を同時に貯めようとは思いませんよね。理由は簡単で、4年後の500万円を先に貯め、300万円は500万円が貯まってから準備すれば良いからです。その方が、遥かに効率的です。
目的別に口座を考えるもう一つの問題点は、一つ一つの口座で個別のポートフォリオを作るのが合理的かという問題です。
口座Aは老後用の口座で、比較的リスクが取れるので、日本株と外国株を40%ずついれますとかやるのでしょうか?そんな面倒なこと、ちょっと出来ませんよね。
率直に言って、こんな事を実行するなんて、不可能だと思うのですが。FPを名乗る方々はどうお考えなのでしょうか?
ちなみに、私が知る限り、一般的なFPの教科書では分別管理などと言うものは勧めていません。ライフイベントというお金の必要なタイミングを見極め、キャッシュフロー表と言うので全財産を一括管理するのです。
要するに、FPの方たちは、自分が習ってきたのとは違うアドバイスをしているわけです。しかも、それがあまり合理的だとは思えないわけです。
個人的には、ちょっとどうかなあと思ってしまいますよね。
何かあった時のために生活費の半年分程度の200万円は予備費としていつでも使えるよう取り分けておき、それ以外は目的別に貯めていくと管理しやすくなります。老後の資金については長い期間で、車の買い替えなど大きな買い物などについては3~5年程度の比較的短い期間で運用を考えます。
■ あなたの家計簿見せて! "給料減少時代"の家計診断 第27回 37歳パート勤務、夫と合わせ月収37万円。300万円の預金、いい運用方法ある?(マイナビニュース)
これを読んでわかるように、教育費、住宅の頭金、車の購入費用などという感じでお金を分け、それぞれ運用しましょうと言う考え方ですね。
この方法は、何となく合理的なようにも思えます。意外と人気がある方法のようですね。
でも、ちょっと落ち着いて考えてみると、必ずしも正しい方法だとは言えなさそうです。色々と問題があるのです。
例えば、4年後に500万円が必要で7年後に300万円が必要という状況があったとしましょう。こういう状況で、2つの口座を作り500万円と300万円を同時に貯めようとは思いませんよね。理由は簡単で、4年後の500万円を先に貯め、300万円は500万円が貯まってから準備すれば良いからです。その方が、遥かに効率的です。
一つ一つの口座でポートフォリオを考えるのか?
目的別に口座を考えるもう一つの問題点は、一つ一つの口座で個別のポートフォリオを作るのが合理的かという問題です。
口座Aは老後用の口座で、比較的リスクが取れるので、日本株と外国株を40%ずついれますとかやるのでしょうか?そんな面倒なこと、ちょっと出来ませんよね。
率直に言って、こんな事を実行するなんて、不可能だと思うのですが。FPを名乗る方々はどうお考えなのでしょうか?
FPの教科書には分別管理をしろなんて書いてないんだよね
ちなみに、私が知る限り、一般的なFPの教科書では分別管理などと言うものは勧めていません。ライフイベントというお金の必要なタイミングを見極め、キャッシュフロー表と言うので全財産を一括管理するのです。
要するに、FPの方たちは、自分が習ってきたのとは違うアドバイスをしているわけです。しかも、それがあまり合理的だとは思えないわけです。
個人的には、ちょっとどうかなあと思ってしまいますよね。
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