NISA の口座開設でトラブルがあるようなのでご注意を| 一人一口座のみがルールです

金融業界が話題にしたがっているNISA ですが、その口座開設をめぐってトラブルがあるようです。私たち個人投資家に関係ある話ですから、一応ご紹介をしておきます。

まず、NISA とは何かというと、金融商品の運用益やら配当にかかる所得税などが免除される口座の事です。NISA の口座で得た利益に関しては、税金がかからないわけですね。

金融機関の営業活動も活発です

NISA は私たちにとって有利と言うだけではありません。証券会社や銀行にとってもビジネスチャンスと考えら得ています。

なぜかと言うと、「NISA の口座を開設するとお得ですよ！」と、新規の顧客に対して営業活動が出来るからです。それに、NISA のルール上、節税するためにはある程度の投資をしないといけません。その分の手数料が金融機関の売り上げてとして見込めるのです。

ですから、現時点では制度が始まっていないにも関わらず、営業活動がそうとう活発になっています。その中にはちょっと強引な勧誘もあって、それがトラブルを引き起こしているようですね。

具体的にどんなトラブルが起きているかというと、複数の金融機関にNISA の口座開設を申し込んでしまうトラブルが起きているようです。

NISA の原則は一人一口座です。しかも、一度契約してしまうと、容易に変更することが出来ません。ですから、本来であれば、金融機関の営業職員が確認したうえで口座を開設させないといけないのです。

しかし、どうも実際には、金融機関の営業が十分に説明しないで開設の申し込みをさせてしまうようですね。まあ、営業の立場としては、一件でも多くの契約を取りたいのでしょう。攻められない部分はあるとは思いますけどね。雑なのは否めません。

参考：

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どこに口座を作るかは重要な問題

NISA の口座は、どこに作るかが意外と重要です。金融機関によって手数料がぜんぜん違いますからね。手数料の違いの方が、節税のメリットよりも影響が大きいかもしれません。

ですから、NISA 口座の開設は、ちょっと勉強してから慎重に選びましょう。まだあわてる必要はありませんから、ゆっくり選べば良いと思います。

参考：口座開設でトラブルも　NISAの落とし穴（東洋経済オンライン）