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ドイツがアベノミクスに対してネガティブな反応をする理由 [世界経済]

先のG8サミットで、各国の日本に対する評価は、おおむね好意的なものだったようです。その中で、唯一ネガティブな反応だったのがドイツでした。

それに関して、面白い記事を見つけたのでご紹介します。短い記事なので、興味があれば目を通してみてください。タイトルで検索すると、すぐに見つかると思います。

独首相がアベノミクスを牽制した理由 中韓の批判に類似

この記事のポイントは、アベノミクスがうまく行くとドイツにとって不都合である理由が書かれています。なぜ不都合かというと、各国から中央銀行の権限を奪ってしまうユーロという仕組みの否定につながるからです。

ご存知のように、アベノミクスは、日銀によるところが大きいです。日本円を刷ることで適度なインフレを起こそうとしています。

しかし、ユーロ圏の各国は、自ら紙幣をすることはできません。ですから、アベノミクスのような経済手法が取れないわけです。

こういったユーロの弊害は、何年も前から指摘されてきたものでした。日本の経済政策がうまく行くと、そのことに対する一つの証拠になってしまうわけですね。

その結果、ユーロの離脱という国が出てきかねません。そうなると、ドイツとしては都合が悪いわけです。

ドイツからの風当たりが強いのは、もちろんこれだけが理由ではないでしょう。でも、興味深い指摘だと思います。

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